2月のご挨拶

あっという間に2月になりました。前回の悟りの記事から今までで変化はあったか?というとあったのかないのかわかりません。ハロートークの毎日日記もだんだん短文になってきてこれやっている意味あんのか?と思ったりした。そんな感じなのによくジョージが反応くれるから、私はまるであのときに帰ったような気分になれた。それくらい幸せだったから、戻りたい、いや手にしたいと本当に思ったから。

それもスマホを見ているときだけ現実逃避ができた。現実は貯金目的のリゾバ生活だった。謎にもわしに好意をよせる人が現れた。それも一人ではない、不思議な世界である。それでも嬉しくない、複雑な気持ちになったのは貯金という目的でしかないこの過程の自分に魅力を感じられても...と思ってしまった。それでもこれからも仲良くしたいと思えない人たちにあふれているというわけではなかった。今日だってそうだ。台湾人カップルが就労ビザを手に入れたということだったし、泊めてあげるというしコーヒー代を出してくれるし本当にいい人たちだ。酒もあった瞬間くれた。いい人だし刺激を受けるし自分も就労ビザもらえるようにがんばろうと思えた。ついったーのフォロワーさんに若干恋心を抱いてしまったのも嘘とは言えなかった。きっと好きなんだろうな。数日前にデートした好きになってしまった人と仲いいあの人のほうが素敵な男性だ。自立しているし変な人だしおもしろいし不思議な世界観をもっているから、だから好きなんだと思う。なのにこの感情は恋愛ではなく人間的であることを知らされる。この人のことを好きになれたらどれだけ幸せなんだろうと思ったりした。そしてまた自分を見つめてああやっぱり好きなことして輝いている自分が好きだから、そのほうが自信がつくから、だから迷走しているのだろうか。

 

出稼ぎのデメリットはいつのまにか目的を忘れて周りに溶け込んでしまいそうになることだと思う。溶け込んでしまったから、だから1年半もずるずると続けてしまったんだと思う。そしたらもう25歳という節目に差し掛かろうとしている。理想の自分になりきれていない。もう渡航してから3年もたとうとしている。これじゃあ空港職員と変わりない。逆戻りだ。立ち止まるのは許す。だけど戻るのはごめんだ。自分を好きになりたい。だから他の人を好きになる前に自分を好きになりたい。そして上級国民のような余裕を手に入れたい。口にするのは簡単だ。そこから行動するか否かだ。レペゼンの歌で奮い立たされたはずなのに。どうせ今にでもやめろって言ってもどうせ行動する奴は1%しかいないと言っていた。だからその1%になりたかったのに、99に入りそうになっちゃうから、己に勝ちたかった。

 

台湾人カップルにここ終わったらどうするの?と質問された。何も考えてなかった。ただもうこのサイクルから抜け出したかった。そのためには卒業しか選択肢がなかった。だから今は死に物狂いで稼がないといけない。恥ずかしいけど脛をかじるか迷っている。もう一度だけでいいからチャンスが欲しい。自分の力で手に入れられない自分が醜い。それでも他に手段がない。焦りしか自分に残らない。ここに適応するためにスノボ用品をぽちりそうになり、JCBしか使えないトラップに引っかかりイライラしたが今となれば完全に不要である。これでよかったのだと本気で思う。だから己を貫けるように、そろそろこれからのビジョンを考えようと思う。言霊はある。